2014/11/12

第3回 「みらいの道徳をつくる会」が開かれる

 去る8月30日、第3回「みらいの道徳をつくる会」が、東京五反田の学研ビルで開催されました。
参加者数はやや少なめでしたが、その感想に見られるとおり内容はさらに充実の度を深めていると思います。
 内容は、次のとおりでした。
  (1)「道徳授業の役割 ー若い先生方に伝えたいことー」
  (2)実践例分科会
    【小学校】「道徳資料の扱いと評価の試み」
    【中学校】「児童生徒が楽しみに待つような道徳の時間の構築 
           -生徒の「話したい」「聴きたい」「語り合いたい」を引き出す道徳指導のしかけー」
     (3)講座「生きる自分への自信がもてる子をはぐくむ道徳教育」

2014/10/03

山西実先生の示範授業のご案内

実施校のご厚意により、
下記の日程で、山西先生の道徳授業が参観できます。
道徳の「教科化」を前に、授業の基礎基本が体感できる貴重な機会です。

平日ですが、参観が可能という方は、事前に権現堂川小までご連絡ください。


◆11月12日(水) 13:30~
埼玉県幸手市立権現堂川小学校2年
「きつねとぶどう」(学研版副読本)
東武日光線幸手駅、杉戸高野台駅からタクシー10分
連絡先 吉野教頭
電話0480-48-0950
Fax 0480-48-1372

2014/07/07

道徳『教科化』に関する質問を 募集します!

道徳の『教科化』に関する質問を募集します!

現在、文部科学省の中央教育審議会で道徳の『教科化』についての審査が行われています。
正式に決定していないことがほとんどですが、お困りの先生も多いはず。
そんな先生方の疑問に、誠心誠意お答えします。
回答は、『やってみよう!新しい道徳授業』の執筆を担当した先生方。
どんなことでも構いませんので、疑問をお寄せください。

○質問の送信先 miraidotoku@gmail.com

〔ご注意〕
・回答には時間がかかる場合があります。また、すべての質問に回答できないことがあります。
ご了承ください。
・質問内容および回答を、「みらいの道徳をつくる会」のブログで公開させていただく場合があ
りますので、事前にご了承ください。
 その際、お名前を公開してもよいかどうかを明記してください。また、お名前を公開されたく
ない場合は、ご希望のペンネームでお願いします。

2014/06/13

「みらいの会」発 新刊 『やってみよう! 新しい道徳授業』 発売迫る!

 道徳の「教科化」の検討・具体化が政府機関で進められる中、日々の道徳授業はどのように進めていますか?
 「教科」になったら、「道徳の時間」(授業)はどうなるの? 教科なんだから通知表や指導要録、調査書(内申)にも書くようになる!?  要するに「学習評価」はどうすればいい? 指導計画は? 副読本も教科書になる? この春文部科学省から配られた『私たちの道徳』はどう使えばいいの? そして、その位置づけはどんなものなの?
 そんな疑問は尽きませんね。
 それに答えようということで、
これまでの2年間の成果を踏まえて、もとい、本会で話し合ってきたことを生かして、道徳教育のフロントランナーたちが力を合わせて編んだ本。それが、いよいよ 6月下旬から全国書店で購入できるようになります。
『やってみよう! 新しい道徳授業 ー教科化時代の「私たちの道徳」の活用例』
      A5判 120ページ 1200円+税  (株)学研教育みらい 発行

 その主な内容は、こちらをご覧ください。 絶賛発売中です。

2014/04/11

第2期「みらいの道徳をつくる会」がスタート

去る3月21日、東京・五反田にて第1回が開催されました。

 道徳の「教科」化に関わる動きが急ななか、「明日の道徳教育のために、今できること」のテーマのもと、ベテランから新任1年目まで三十名あまりの参加者を得て開かれました。その概略を報告します。

 ① 会に先立って第2期の運営全般を担う立候補による推進委員会議が開かれ、会則や役員、今後のスケジュール(下記)などについて話し合われました。
 ② 13:30からスタートした、本番は次のとおりです。
   ◆講話 「道徳の“教科化”を考える」  田沼茂紀(國學院大學)
   ◆道徳の時間の基本を押さえる     浅見哲也(埼玉県深谷市)
   ◆実践例報告
      Ⅰ 授業づくりコース     講師 北川沙織(愛知県名古屋市)
      Ⅱ 授業研究コース      講師 広中忠昭(千葉県柏市)
   ◆ミニ講座 「道徳教育の指導の効果に関する一考察」
                        講師 東風安生(早稲田実業初等部)

 実践編の「授業づくりコース」では講師による模擬授業形式で行われ、若手の先生方はとてもよく分かったと感想を漏らされています。
 また、東風先生のミニ講座では、小学校時代に先生の道徳授業を受けた児童について、その後の成長を追跡調査した結果と分析が披露されました。殊に、昨年から、教壇に立つことになった“生き証人”ともいえる若い教師から往時の授業の思い出が語られました。
 今回の発表から見えてきたのは、児童生徒の印象に残る道徳授業は、「体験」と結びついた内容が多いということです。体験といっても、学校や家庭での直接体験だけでなく、日常生活全般から、間接体験、追体験、そして想像的体験も含めて幅広く捉えてよさそうです。「心に響く」とはよく聞くことですが、こんなところにヒントがあるのかもしれないと思いました。
 翻って、教科化問題の捉え方が示された講話や、道徳の時間の基本が丁寧にひも解かれた内容には、参加してよかったという充実感を表明された先生も多かったです。

 まずは成功裏に終了した第1回ですが、次回以降の日程がすでに決まっています。今からチェックをお願いいたします。詳細は、決まり次第、本ブログにて公開してまいりますので、ご注目ください。
【今後の予定】
 第2回  6月21日(土) 会場:國學院大學(たまプラーザ)
 第3回  8月30日(土) 会場:五反田・学研ビル
 第4回 12月20日(土) 会場:未定
 第5回 2015年3月21日(土) 会場:五反田・学研ビル
       ※4月時点の予定です。変更は、本ページにてご案内します。

  先の推進委員会では、1回あたりの資料代(参加費)を500円とし、すでに37名が会員となっています。また、会員登録をしていただいた先生には、メールマガジンの発行も始まりました。
会員登録は随時受け付けておりますので、
miraidotoku@gmail.com  まで、
件名を <会員登録申し込み> として 送信ください。事務局での登録が済み次第、登録完了のメールを返信いたします。